鈴木貴男プロのサーブレッスン(若干の疑問)

レッスンの途中なので最終的には見解が変わるのかもしれませんが、何が害悪かというと、トスを右に上げることと、トスを前に上げること、トスを高く上げた際に動きを止めてはいけないっていう3点です。

トスを右に上げるってことは何度かお話していますが、力を出そうとすると肩を巻き込んでしまうので必ず肩を痛めます。

女性で肩を痛めてしまうプレーヤーの大半はこのトスを右に上げてスライスを打っているパターンが多いです。

厚いグリップの人は右に上げてもいいですが、しっかりコンチネンタルで握っている人は必ずトスは真上かやや左に上げて下さい。

次にトスを前に上げるということですが、前に上げるってことは一見体重が乗るように思えますが、まず打点が下がるっていう点と、回転が掛けづらくなるっていう点です。

これも何度かお話しておりますが、身長が190cmを越えない限りは無回転でサーブを打つことはまずあり得ないです。というか物理的にほとんど入らないです。

また、安定しないですし、何よりエネルギーのないただ速いだけのサーブになります。

エネルギーのある球というのは必ず少し回転がかかっています。

というか、無回転のボール自体がテニスでは有り得ないんですけどね。

なので、トスは頭の真上くらいに上げるのが打点も最も高くなるのでベストと言えます。

最後にトスを高く上げて動きが止まってはいけないという点ですが、フェデラーやジョコビッチのサーブを見て、確実に一旦動きが止まっているのがわかると思います↓

あんまり止めすぎてしまうのは良くないですが、一瞬ボールを効率よく力強く尚且つ精確に打つ為に溜めを作っているのがわかりますよね。

最初から最後まで同じような流れで打つような選手はプロには一人もいません。